暑い夏!怖いのは運動中の熱中症!なった時の対処法とならないための予防法

今回は夏に起こりやすい
熱中症について書いていこうかと思います。

熱中症の分類

さてまず、どんな風に熱中症は進行していくのか書いていきます。

熱中症はⅠ度からⅢ度まであります。
まずはⅠ度(軽度)

初期症状としてめまいや立ちくらみ、大量の発汗、こむら返り(足がつること)などがあります
Ⅰ度の症状だったらその場の応急処置で改善されます。
改善されない場合は医療機関を受診する方がいいでしょう。

次はⅡ度(中度)

ここで、頭痛や吐き気、倦怠感、虚脱感、集中力の低下などか症状として出てきます。
ここまで来ると、医療機関の受診をした方がいいです。

最後にⅢ度(重度)

ここまでくると、意識障害や痙攣(けいれん)が起こります。
医療機関への入院となってしまう場合もあります。
熱中症は処置が遅れてしまうと、最悪、死につながってしまうこともある、怖い症状です。

ですが逆に言うと、ちゃんと予防をすれば防げるものです。

かく言う私の息子も先日


野球の試合中に
「ちょっとふらふらして、しんどい…」
これは熱中症の初期症状であるⅠ度のめまいがみられました。
軽度だったので身体を冷やして休ませれば回復しました。

でずかちゃんと、水分補給もしていましたし…

なぜ、熱中症になってしまったのか、それは

塩分不足です!!

人間の身体はほとんどが水です。
もちろん水を飲めばちゃんと身体に吸収されるのですが身体の中にある水はただの水ではありません。

実は少しだけなのですが塩が含まれています。
そう、塩分が入っているのです

運動した時の汗、Tシャツに汗がベタベタになって
かわいた後に塩がついてる、そんなことありますよね??

汗で体の中の塩分も失われてしまうのです。
なので、効率的に身体に水分を吸収させるためには塩水が1番なのですが、美味しくないでしょ?
だからこそあるのがスポーツドリンクや経口補水液と呼ばれるものです
これらは水分と塩分、またクエン酸やミネラルなどをバランスよく取れるように作られています。

それともうひとつ大事なことがあります

それは喉が渇いたと思う前に飲むことです。
喉が渇いたと感じた時にはもう身体は軽い脱水症状にがでています。つまりは遅いのです。
こまめに、口を潤すように飲むと、喉が渇くということは無いと思います。

例として私の息子の野球の試合中の出来事を書きましたが、スポーツ以外でももちろん熱中症はなってしまうことがあります。

いちばん怖いのが高齢者の熱中症です。

毎年、夏の時期は室内での熱中症で亡くなっている方がいらっしゃいます
“室内”です。ならないイメージがあると思います。

ですがなるのです。

原因は大きくわけて二つあります。
ひとつめはクーラーなどの冷房器具を使っていない場合
どうしても、高齢になると感覚機能の低下などが見られます。暑くてもクーラーをつけなかったり、
窓を開けるなどで済ませていると危ない可能性があります。

対処としては
室内の温度が一定の温度を超えたら必ずクーラーを付けるなどルールを決めることです。

ふたつめはひとつめとかんけいするのですが感覚機能の低下によりあまり喉がかわかなくなる事です。
一日の水分量自体が減るので熱中症になりやすくなってしまいます

対処としては
一日で飲む水の量を決めることです。

実際、一日で飲む水の推奨量は2リットルと言われています。
難しければ最初はもう少し少ない量から初めて増やしていくといいでしょう。

もしなってしまった場合の対処

なってしまったものは仕方ありません。
正しい処置を出来るようにしておきましょう!
1番大切なのは身体を効率よく冷やすことです。
冷やすとなるとイメージとして寒い所に連れていくとか冷たいものを飲むとかが、思い浮かぶと思いますが。

別に寒いところじゃなくても、外ならば日陰などで構いません。
ただ冷たいものを飲んでも冷たく感じるのは一瞬です。
正しく体を冷やそうとするなら脇や首元を冷やすと効率的に冷えます!

なぜかと言うと、体温とは血液の温度です。
血液を冷やすには太い血管で皮膚に近い所を通っている脇や首元を冷やすと身体が冷えやすいのです。
あと、先程も出たスポーツドリンクなどを飲ませることも重要です。

ならないための予防策

たしかになってしまったならしかたないですが、ならないに越したことはないです。
さて、ならない為にはどうしたらいいでしょうか。

先程も言った通り水分と体温がポイントになってきます。
1番わかりやすいのは30分に1度飲み物を飲む、など自分の中でルーティンにしてしまう。

たしかに夏に熱中症は起こりやすいですが夏だから熱中症になる訳ではありません。

身体にとって水は必須です。それはどの季節でもです。先程も対処に書きましたが日陰に入るといいというのは予防にも役立ちます。
日傘を使えば、ずっと陰を歩くことが出来ます。体感温度も下げられるのでとても有効です。
また、少し前から流行りだした首からかける扇風機や手にもつ扇風機も、有効です。身体を効率的に冷やすことができます。

正しく予防をして楽しく夏を過ごしましょう!

宮本

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