夏なのに”冷え”る!?よく聞く身体の”冷え”の正体とは!!

さて、今日
テレビでも言われる”冷え”という言葉ですが
皆さんは正しく理解していますか??

いやいや、そんな馬鹿みたいなこと聞かないでよ、
わかるに決まってるじゃん
“冷え”って冷たくなることでしょ???それしかない!!

そんな返答が聞こえてくる気がします。
確かにそうです、冷たくなっていたりすると
“冷え”ていると言えます。

冷たくなっているとを”冷え”ている
それは正しいのですが

“冷え”ていると冷たくなっている
これは正しくありません。

え!?そんな訳ないやろ!!!”冷え”てたら冷たいに決まってるでしょ?
漢字だって一緒だし!
冷たくなくても、”冷え”ている場合があるんです!!

“冷え”のメカニズムを理解すればより良く日常生活を過ごせます
“冷え”るには順番があります!!

”冷えていく”順番

①何らかの原因で身体の一部の血行不良が起こる

ex)長時間クーラーにあたって身体が冷たくなることで筋肉が縮こまって血流が悪くなる、寝ている時に布団がはだけたことで冷たくなり血行不良を起こす、筋肉が張っている

②血液が行きづらくなると、”冷え”てしまう。

③結果として冷たくなる場合がある。

順番に解説していきます。

筋肉の張りと張りの関係

とても簡単な話なのですが
筋肉が張ると血管を押さえてしまいます。そうすると血行不良の原因になってしまいます。
つまりは”冷え”に繋がる要素がひとつ増えるのでより”冷え”やすくなります

血液が行きづらくなると冷える理由

よく、手の指先が冷たいとか、足のつま先が冷たいとか、あると思います。
それらは血液が行きづらくなっている事が原因なのです。
皆さん、何気なく体温計で体温を測っていると思いますが、これって何の温度を測っていると思いますか?
大体測る時は脇の下ですよね。なぜ脇の下で測るのか試しに体温計の代わりに指を挟んでみればわかるかも…?

ドッ…ドッ…ドッ…

何か感じませんか??脈動を感じますよね?

ここまで言ったら分かっちゃいますよね?

そう、血液の温度なのです。

血管は身体の中を常に巡っていて皮膚のすぐ下を通っていたりはたまた、筋肉の奥深くを通っていたりして体温の調整も血液の役割なのです
脇の下は皮膚のすぐ下に血管があるので血液の温度が比較測りやすいのです

“冷え”は冬のもの??

”冷え“と聞くとイメージ的に冬の方が冷えやすいと思われがちですが
夏にも“冷え”ることがあります。

いやいやそんなわけないと思ったあなた。
本当に覚えはないですか?

クーラーをつけている時
「なんかちょっと肌寒いな」
こんなことないですか?

旦那様がクーラーをつけると設定温度を低くされるとか
クーラーの風が直接当たっていると身体は冷たくなり”冷え“ます
自宅のクーラーなら調節が聞きます。
設定温度をあげる、風を壁に当てて扇風機などで部屋の空気を混ぜるなどですね。

ですが調整が効かない場合もあります

買い物などに行った時、ショッピングモールなど寒くないですか?
代謝の良い方は体が温もりやすく血行が良いかたは
あまり寒いと感じたこともないかもしれません。

逆に代謝の落ちた高齢者や特に女性の方は体質的に“冷え”やすいかが多いです
これは寒さから身体が冷たくなることにより起こる“冷え”です。
対策としては薄手のカーディガンやパーカーなどを持って行くことです。体温調節する術を持っておく方がいいでしょう。


職業によっては会社で冷える方もいらっしゃいます。

先程も書きましたが、女性の方が体質的に”冷え”易いです。男女混合のオフィスとかですとクーラーの設定温度が低かったり、
又はデスクの場所がちょうどクーラーの風がもろに当たってしまうなど、いろいろ要因はありますが、
やはり長時間寒い環境に身を晒してしまうと身体が冷たくなってしまうので”冷え”てしまいます。
これも、ブランケットや出来るのならば設定温度の見直し、又は風向きを変える。それしか方法はありません。

“冷え”ると痛みが出るってどういうこと??


さあ、冷えと痛みの関係についてです。

先程も言いましたが”冷え”とは何らかの原因によって血行不良になることで起こる症状です。
代表として血行不良で起こりやすい症状があります。
それは頭痛です、とくに筋緊張性の頭痛がそれにあたります。
後頭部などが痛いと感じた時に、手を当ててみてください、冷たくないですか?
後頭部は首の荷重的に張りやすい場所です、そこが何らかの原因が重なったりして、冷えると痛みを感じてしまいます。

原因が筋肉の張りであったり血行不良なので
その周りの張りや血行を良くしてあげれば症状が軽減していくことが多いです。
また、元から不調を感じているけと普段は症状が出ていない所に痛みを感じる場合があります。

例としては膝や肩です。元から、痛みやすくなっている所が”冷え”ると
その場所が冷たくなったりしてより筋肉が縮こまってしまって、痛みを感じてしまうことがあります。

まとめ


最後ですがこのブログでは
“冷え”という表現と冷えるという表現を2つ使っていました。

最初はなんの違いがあったのかわからなかったと思いますがここまで読んだあなたなら分かりますよね??

そう、つまりは

“冷え”とは何らかの原因によって、身体の一部、又は全体の血流が悪くなっていること

冷えるとは何らかの原因によって、身体の一部、又は全体が冷たくなること

こう書くと、このふたつの表現に違いがあることが分かりますね。
それを踏まえてもう一度最初から読むとより理解が進むと思います
身体を”冷え”から守りながらこの夏を乗り切っていきましょう!!

田丸

関連記事

  1. 暑い夏!怖いのは運動中の熱中症!なった時の対処法とならないた…

  2. 中高生に多い脛骨疲労性骨膜炎の正体とは!?

  3. 50代以降必見!あなたの膝が痛む理由と対処法!

  4. こむら返りって知ってますか??

  5. いつも飲んでるお茶にある驚きの効果とは!?

  6. 日本の象徴”富士山”の事どれだけ知ってますか?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。