このブログは柔道整復師の田丸が「身体を温めることのメリット」について書いています。
この頃、「温活」という言葉をテレビ等でも少しづつ聞くようになってきましたが
どんなものなのか知っていますか?
だんだん寒くなってきて身体の冷えが気になってきました。
もちろん、外側を温めることも大切ですが
内側を温めることも大切です。
ここまでは分かりますが、身体を温めるとどんな事にいいかと聞かれると
なかなか答えられないと思います。
それでは、身体を温めるメリットについて
説明していきましょう。
まず一つ目ですが、免疫能力があがります。
何故かと言うと、人間の身体は本来36.5℃以上の体温で正常な働きができるように出来ていて、体温が1℃下がってしまうと身体の免疫に関わる白血球の働きが30%も下がってしまうそうです。なので、体温と免疫細胞は深い関わりがあります。
逆に体温が1℃あがると免疫力は5倍〜6倍にアップすると言われています。
またガンの細胞は35度台で最も増える性質があるという研究結果が出ています。
体温を上げることで免疫能力が上がり風邪をひきにくくなるだけでなくガン予防にもなるということです。
2つ目はエネルギー代謝が上がることです。
簡単に言えば、脂肪が燃えやすくなるということですね。
体温か1℃上がると、エネルギー代謝が13%から15%もあがります。
痩せにくい方はもしかしたら、体温が低いことが原因かもしれないので、気にしてみるといいかもしれませんね。
3つ目は美容効果が期待できることです。
体温が上がることで新陳代謝が活発になり、ターンオーバー(基底層から新しい皮膚が作られて上に上がっていくことで古い皮膚が垢や古い角質になり剥がれ落ちて新しい細胞に入れ替わること)が正常になりお肌が綺麗になる効果が期待できます。
また、新陳代謝が活発になると体内の毒素を排出するデトックス効果が高まるので肌ツヤが良くなったりします。
わかりやすい方法で言えばお風呂に入ることです。
「えー?すぐ下がっちゃうじゃん…意味ないんじゃない?」って思いましたか?
そうなんです!これは一時的に体温を上げる方法なのですが、生活リズムに合わせて毎日続けると平熱をあげることができます。
あとは適度な運動です。
筋肉をつけることで代謝が上がり体温を上げることが出来ます。特に、筋肉の大きい太ももやふくらはぎを鍛えることで効率的に代謝を上げることが出来ます。
ですが、筋肉を増やしても服装によっては身体が冷えてしまうかもしれません。
そんな時のキーワードがあります。
「三首を冷やさない」
三首とは首、手首、足首のことです。
この場所が出ていると冷えてしまい、逆に体温が下がりやすくなってしまいます。
皆さんも、気をつけて身体が冷えやすい冬を乗り越えましょう!!
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