中学2年生、強豪校で硬式野球。親としてできること
我が家には硬式野球をしている中学2年生の息子がいます。
小学生の頃に岸和田の超強豪の某少年野球チームに所属しており、日本一にもなりました。あのときは親として本当にうれしかったです。ただ、優勝した瞬間に思ったのは「ここからが本当のスタートやな」ということでした。
中学では強豪校へ進学し、練習量も質も一気にレベルが上がりました。体の大きい選手、スイングスピードの速い選手、球の強い選手。周りを見れば見るほど、フィジカルの差を感じる環境です。
そんな中で、親として何ができるのか。
技術を教えることはできません。トレーニングを代わりにすることもできません。けれど、毎日関われることがあります。
それが「食事」です。うちの息子が実践したデータがこちらです。これめっちゃ貴重です。
毎月取ってますが、半月単位で。
全て管理栄養士がついてやってます。その情報をシェアします。

食育指導で学んだ“体づくりの本質”
所属チームで食育指導の先生を招いていただき、講義を受ける機会がありました。
そこで最初に言われたのが、「体重を増やすことが目的ではない」という言葉でした。
正直、それまでの私は「いっぱい食べさせて大きくなればいい」と思っていました。
しかし、ただ食べるだけでは脂肪も増えます。脂肪が増えてもパフォーマンスは上がりません。むしろ動きは重くなります。
必要なのは“意図を持った増量”です。
筋肉量を増やしながら体重を増やす。そのためには栄養のタイミングと質が重要になると教わりました。
朝食は1日のスイッチ
特に強調されたのが朝食の重要性です。
睡眠中に低下した血糖値を回復させ、脳と体を活動モードに切り替える。これが朝食の役割です。
成長期の子どもが朝食を抜くと、集中力の低下や学習効率の悪化につながるとされています。
野球だけでなく、授業中のパフォーマンスにも直結します。
さらに朝食は体内時計を整える役割もあります。朝に光を浴び、栄養を入れることで、体のリズムが安定します。
生活リズムが整うと、ホルモン分泌も安定し、成長にも良い影響が出ます。
タンパク質は量よりタイミング
「タンパク質をたくさん摂れば筋肉がつく」と思いがちですが、実はそう単純ではありません。
重要なのは摂取するタイミングです。
体には体内時計があり、朝は筋肉合成のスイッチが入りやすい時間帯とされています。
研究では、夕食に多くタンパク質を摂るよりも、朝にしっかり摂るほうが筋肉量が増加しやすいという結果も出ています。
だから我が家では「朝にタンパク質」が基本です。
納豆を中心にした朝食
その中で、我が家の朝食の柱になっているのが納豆です。
納豆は植物性タンパク質が豊富で、成長期の体づくりに適しています。
さらにビタミンK2が非常に多く含まれています。これはカルシウムを骨に定着させる働きを持つ栄養素です。
野球は骨への負荷も大きい競技です。強いスイング、全力投球、スライディング。骨が強いことは怪我予防にもつながります。
また、納豆独自の酵素であるナットウキナーゼは血流改善が期待されています。血流が良ければ、栄養や酸素が筋肉へ届きやすくなります。
食物繊維や納豆菌は腸内環境を整えます。腸が整えば栄養吸収効率も上がります。
「食べた量」ではなく「吸収できた量」が体を作ります。

活性酸素と野球の現実
野球は無酸素運動が多いスポーツです。
バットを振る、ボールを投げる、全力で走る。そのインターバル中に呼吸量が増え、体内で活性酸素が多く発生します。
活性酸素は悪者ではありませんが、過剰になると筋肉や細胞を酸化させます。
筋肉が酸化すると、回復が遅れ、怪我のリスクも上がります。
さらに腸内環境が乱れると、炎症が起こりやすくなり、栄養吸収不良にもつながります。
つまり、ハードに練習するほど、食事の質が重要になるということです。
小学生で日本一になった経験は確かに大きな自信になりました。
しかし中学、高校と進むにつれ、技術だけでなく体の差が勝敗を分けます。
その差は、日々の食事の積み重ねから生まれると私は本気で思っています。
体を大きくする前に「炎症」を抑える
強い体を作るには、とにかく食べて筋肉を増やせばいい。
昔の私は、そう思っていました。
ですが食育指導で教わったのは、「まず炎症を抑えることが大前提」という考え方でした。
激しい練習をすれば、筋肉には微細な損傷が起きます。そこから回復する過程で筋肉は強くなります。
しかし、その回復過程に炎症が長く残ると、筋肉合成はスムーズに進みません。
その炎症を助長する原因の一つが、過酸化脂質です。
スナック菓子、カップ麺、揚げ物の使い回し油、マーガリン、洋菓子、菓子パン。これらに多く含まれます。
完全にゼロにするのは現実的ではありませんが、「習慣化しない」ことが重要です。
我が家では、これらを“特別な日だけ”にしています。
腸内環境が崩れると、努力が無駄になる
腸は栄養吸収の要です。
どれだけタンパク質を摂っても、腸内環境が悪ければ吸収率は落ちます。
腸内で炎症が起きると、栄養の取り込み効率が下がり、疲労回復も遅れます。
さらに免疫機能にも影響します。
中学生は成長期でありながら、試合や遠征も多い。
体調を崩さないことは、実は大きなアドバンテージです。
納豆、味噌汁、ヨーグルト。
地味ですが、これらは腸を整える力があります。
派手なサプリよりも、まず発酵食品。
これは我が家の鉄則です。
実際の朝食の組み立て方
我が家の朝食は基本的に、 ご飯、味噌汁、納豆、卵焼き。
ここに、時には焼き魚や鶏肉を追加します。
ポイントは三つです。
一つ目、必ず主食を入れること。
炭水化物はエネルギー源です。朝にエネルギーを入れないと、午前中の練習や授業に影響します。
二つ目、タンパク質を複数源から摂ること。
植物性(納豆)と動物性(卵・魚・肉)を組み合わせることで、アミノ酸バランスが整います。
三つ目、汁物を入れること。
味噌汁は水分とミネラル補給にもなり、体温を上げる効果も期待できます。
朝に体温が上がると代謝も上がります。
体重ではなく「質」を見る
強豪校に進むと、体格差を痛感します。
親として焦る気持ちも正直あります。
しかし、ただ体重を増やすことが正解ではありません。
脂肪が増えれば動きは鈍くなります。
野球は瞬発力と反応速度の競技です。
バットを振る一瞬、送球する一瞬、スタートを切る一瞬。
その一瞬を支えるのは、筋肉の質です。
筋肉量を増やしながら体重を増やす。
それには日々の食事管理が不可欠です。

小学生日本一から見えたこと
小学生で日本一になったチームも、技術だけで勝ったわけではありません。
生活習慣、体調管理、家でのサポート。
目に見えない部分の積み重ねが結果につながっていました。
中学ではさらに厳しい競争が待っています。
だからこそ、今できる土台作りが大切です。
私は親父ギャグも言いますし、普段は冗談も言います。
でも食事に関しては本気です。
「勝つ体はキッチンで作られる!!!!」
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、私は本気でそう思っています。
子どもの体づくりに悩んでいる方、成長期の食事について不安がある方は、いつでもご相談ください。
派手な裏技はありません。
あるのは、毎日の積み重ねだけです。
リトルリーグやガチ野球でご相談はぜひ宮本まで!!
岸和田市や貝塚市、泉佐野からも野球少年が来てくれています。








この記事へのコメントはありません。