投球動作に悪影響を与える姿勢について

このブログは柔道整復師の宮本が「ボールの投げ方と姿勢の関係性」について書いています。

正しい姿勢が出来てますか??

この質問にはいと答えられる方は少ないと思います。

大人であれば日常的にスマホを見たり、パソコンをつかったり、
子供であればゲームや勉強などしている最中の姿勢が猫背になっていたり首だけ前に出ていたりはしていませんか?

特に中学生になってくると、身長が伸びる成長期を迎えます。これは姿勢が崩れやすい時期でもあります。
なぜなら、身長が伸びれば伸びるだけ身体を支えるために筋力を必要とするからです。
腹筋や、背筋がきちんと使えないと、姿勢の維持が難しくなってきます。

ではこれがボールの投げ方にどう影響を与えるのかという事です。

姿勢の悪さが与える影響

1番の影響は、肘がスムーズに上げられなくなり、肘のしなりが作りにくくなってしまうところです。
試しに、読んでいるあなたもやってみて欲しいのですが、猫背の状態から肘を上にあげようとして見てください。

上がりにく、窮屈だなと感じると思います。

実際にボールを投げる時にこんな感じになるとそりゃ投げにくいですよね?

では何故、猫背になると肘が上がりにくくなるのでしょうか?

猫背の姿勢をとる時に肩甲骨が使われてしまうので、肩甲骨の動きが悪くなってしまいます。

そうすると、肩の動きも悪くなり、上げにくく窮屈になってしまいます。

教科書上の理想的な姿勢は

上の画像の左の人のように耳、肩(肩峰)、太ももの付け根(大転子)、くるぶしが一直線に揃っている状態です。

猫背の状態は人間の部位の中で1番重たい頭部が前に出てしまっている状態です。

そりゃ、バランスが崩れるに決まってますよね?


椅子に座る時なども背中が丸くなるような座り方や、足を組むような姿勢でいると
ボールの投げ方にまで、影響してしまうということです。

これが大人になるともっと肘が上がりにくくなってきます。

そもそも、日常生活内で肘を肩から上にあげるような機会が少ないからです。
電車通勤の人なら吊革を持つ時や、棚の上にあるものを取ろうとする時など、限られてきますよね。

また、パソコンを使う仕事になるとキーボードを打つ時は、肩や肩甲骨は動かさず、
指先だけで打ち込む方がスムーズに出来る。
こうなっていくと、必然的に肩甲骨が動かなくなり、その周りの血流も悪くなってしまう。
これは子供も同様で、ゲームなどに集中している時になってしまっているのである。

 

今回はここまで!!
次回は肩甲骨の動きについて説明しようと思うのでお楽しみに!

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