おうち時間を快適に!アロマテラピー入門編

このブログは柔道整復師でありアロマテラピー検定一級保持者でもある田丸が「お家で精油などを使う時の注意点など」について書いています。

今回のテーマはアロマテラピー!!日本語では芳香療法ともよばれます。

その際使われる香りがする液体、それが精油です

エッセンシャルオイルともよばれ植物の花や、葉っぱ、果皮、樹皮、根っこ、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。
ですのでエッセンシャルオイルとして売っている商品は100%天然のものしかありません。

ラベンダーの精油を1キロ作ろうとするとラベンダーの花が1.6トン必要になります。それほど貴重なものなのです。

また、市販されているアロマオイルなどは合成香料だだったりするのでアロマテラピーには使うことができません。

エッセンシャルオイル、または精油と書かれているかをチェックしましょう!

 

精油の効果

 

・消化促進・食欲増進作用

胃腸の消化活動を活発にすることで食欲を増進する作用です。また、胃の働きをよくすることを、健胃作用といいます。

・ホルモン調節作用

ホルモンの分泌を調節する作用です。

・鎮静作用

自律神経などの神経系の働きを鎮めて心や身体の働きをリラックスさせる作用です。

・免疫賦活作用(めんえきふかつさよう)

免疫の働きを強め、活性化する作用です。

・収斂作用(しゅうれんさよう)

皮膚を引き締める作用です。

・去痰作用

痰を切り、排出を促す作用です。

・抗ウイルス作用

ウイルスの増殖を抑える作用です。

・虫よけ作用

虫を寄せつけない作用です。

精油によっても作用が違うので合わせたりする時に用途などによっても使う精油が変わったりします。

 

精油を扱う際の注意点

 

精油をつかうときに気をつけなければならない点がいくつかあります。

・原液を皮膚につけない

皮膚などに使用する時にはそのままでは刺激が強いため、薄めてしてつかうすることが基本です。
もし誤って精油の原液が直接皮膚についた場合は、すぐに清潔な大量の流水で洗いましょう。
赤みや刺激、発疹など皮膚に異常がみられた場合は、医師の診察を受けてください。

・精油を飲用しない

もし精油を誤って飲んでしまった場合、口の中に精油が残っているときは大量の水で口をすすぎます。
子どもなどが飲み込んでしまった場合は、吐かせずに、すぐに医師の診察を受けてください。
その時は、誤飲した精油を持参するか、精油の名前と飲んだ量をメモして持参してください。

・精油を目に入れない

目は皮膚よりも敏感な所なので、さらに注意が必要です。
誤って目に入れたり、精油がついた手で目をこするなどしないよう気をつけましょう。
精油が目に入った場合は、水で洗い流します。決して目をこすらず、速やかに医師の診察を受けてください。

・火気に注意する

キッチンなど火気を扱う場所で、精油や精油を用いて作製したものを使用する場合には注意が必要です。

・子どもやペットの手の届かない場所に保管する

誤飲などの危険性が考えられます。

 

精油の使用法

 

芳香浴法

精油を拡散して香りを楽しむことで、心と身体のバランスを整える方法です。

・ティッシュペーパーやハンカチに12滴垂らしてデスクや枕元に置きます。

・アロマポットやアロマディフューザーなど、専用器具を用います。

沐浴法


無水エタノールに混ぜた精油を湯に入れ、全身または一部を浸ける方法です。

入浴の効果に精油の効果が加わることで、相乗効果が期待できます。

5ml程度の無水エタノールに混ぜた精油を、浴槽または洗面器などの湯に入れ、よくかき混ぜてから浸かります。

・精油の使用量の目安 全身浴1~5滴、半身浴・手浴・足浴1~3滴

肌に刺激を感じた場合は直ちに流してください。

吸入法

精油成分を鼻や口から吸入することで、呼吸器系の不調を緩和する方法です。

・お湯に精油を1~3滴落とし、立ち上がる香りの湯気を目を閉じながら吸い込みます。

精油成分が粘膜を刺激することもあるため、長時間の吸入は避けましょう。

飲まないようにしてください。

フェイシャルスチーム

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顔に精油成分を含んだ蒸気をあてることにより、血行を促進し、皮膚に潤いを与えます。

・洗面器などに湯をはり、精油を合計13 滴加え蒸気が逃げないようバスタオルを頭からかぶり、
目を閉じてゆっくり呼吸します。

湿布法

湯(または水)で温めた(または冷やした)タオルなどの布を、身体の一部にあてる方法です。

一般に、温湿布は肩こり、腰痛、生理痛など慢性のトラブルに、冷湿布は急性のトラブルに効果的とされています。

・洗面器に湯(または水)を入れ、精油を1~3滴落とします。
タオルを縦に二つ折りし、中央部をたるませて湯(または水)をすくい取るようにして付着させます。
精油を含む面が内側になるように折りたたんでから軽くしぼり、湿布する部位に当てます。

精油は水に溶けにくいため、皮膚に直接触れないよう注意し、湿布する時間の長さにも気をつけましょう。

また、目の周りや皮膚の弱いところへの使用は控えてください。

トリートメント法


精油を希釈したトリートメントオイルを身体や顔に塗布する方法です。

リラクセーション、保湿、整肌、血行促進、筋肉の凝りをやわらげるなどの効果があります。

・植物性のオイルをベースに、精油を1%以下(フェイスの場合は0.5%以下)の濃度になるように混ぜたトリートメントオイルを、肌にやさしく塗布します。

肌の弱い方は、低い濃度で試してからお使いください。

手作り化粧品

ボディスプレーや入浴剤、ミツロウクリームなど、さまざまな手作り化粧品でセルフスキンケアに精油を取り入れる方法です。

今回はアロマテラピーを自宅でする中での基礎を紹介しました。

次回は、より詳しく説明していくので楽しみにしていてくださいね。

田丸

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