おうち時間を快適に!アロマテラピー入門編

お家でアロマテラピーを楽しむための基礎知識

柔道整復師で、アロマテラピー検定1級も持っている田丸です。

突然ですが、

「アロマってなんかオシャレやし、体にも良さそう」

「いい香りやし、とりあえず使ってみよ」

こんな感じでアロマを始めた方、結構多いんじゃないでしょうか。

それ、全然悪くないです。

ただひとつだけ言わせてください。

アロマ、意外とパワー強いです。

僕は普段、身体を診る仕事をしていますが

「アロマで癒されるはずが、逆に肌トラブル起こしました」

「良いって聞いて使ったら、しみました」

という話、実はちょこちょこ聞きます。

なので今回は

「お家でアロマテラピーを安全に、楽しく使うための超基本」

を、できるだけわかりやすくお話しします。


そもそもアロマテラピーって何?

アロマテラピー、日本語では「芳香療法」と呼ばれます。

名前だけ聞くとちょっと難しそうですが、要は

香りを使って、心と体のバランスを整えよう

というものです。

その時に使われるのが「精油」。

エッセンシャルオイルとも呼ばれます。

この精油、

植物の花、葉っぱ、皮、樹皮、根っこ、種、樹脂などから

香り成分だけをギュッッッと絞り出したものです。

どれくらいギュッとしてるかというと

ラベンダーの精油を1キロ作るのに

ラベンダーの花が約1.6トン必要です。

1.6トンですよ。

トラック1台分です。

そりゃ原液そのまま使ったら刺激強いわ、って話です。

アロマについて出典


アロマオイルと精油、実は違います

ここ、めちゃくちゃ大事なので言います。

市販で売っている

「アロマオイル」

「いい香りのオイル」

この中には、合成香料のものもたくさんあります。

合成香料がダメ、というわけではありません。

香りを楽しむ分にはOKなものもあります。

でも

アロマテラピーとして心身に使うなら別物です。

アロマテラピーで使うのは

✔ 精油

✔ エッセンシャルオイル

この表記があるものだけ。

買うときは、裏のラベルをチラッと確認するクセ、つけてください。


精油って、何がすごいの?

精油にはいろんな作用があります。

薬みたいに「治す!」というより、

身体が本来持ってる力をサポートする感じです。

たとえば、

・胃腸の動きを助けてくれる

・食欲を整える

・気持ちを落ち着かせる

・リラックスしやすくする

・免疫の働きを応援する

・お肌をキュッと引き締める

・痰を出しやすくする

・虫が嫌がる

などなど。

「え、そんなに?」と思うかもしれませんが、

精油ごとに得意分野が違います。

だから

「なんとなく良さそう」で選ぶより

「今日はこれ目的やな」で選ぶ方が、満足度は高いです。

アロマの効果出典


ここから超大事。精油を使うときの注意点

ここ、流し読みをやめてください。

大事なとこです。

原液をそのまま肌につけない

これ、絶対です。

精油は濃縮されています。

原液をそのまま肌につけると

✔ ヒリヒリ

✔ 赤くなる

✔ 発疹

普通に起こります。

もし間違ってついたら

すぐに大量の水で洗う

異常があれば病院へ。

「オイルやから油で落とす?」

水です。大量の水です。


精油は飲まない

たまにあります。

「体にいいなら飲んだら効きそう」

ダメです。

もし誤って口に入ったら

口をしっかりすすいで、

子どもが飲んだ場合は吐かせず、すぐ病院へ。

その時、

「どの精油を、どれくらい飲んだか」

これがわかると助かります。


目に入れない

これはもう、想像してください。

しみます。めちゃくちゃしみます。

目に入ったら

こすらず、水で洗って、すぐ受診。


火の近くに注意

精油、燃えます

キッチンで使う時は特に注意。


子ども・ペットの届かない場所に

誤飲防止。

これも必須です。

前半では「アロマって何者なん?」「精油って実はめっちゃ濃いで」という話をしました。

後半は

じゃあ実際、家でどう使ったらええん?

ここを中心に話していきます。

アロマって、知識がないと

「結局どれくらい使えばいいの?」

「これ合ってる?」

って不安になりやすいんですよね。

大丈夫です。

基本さえ押さえれば、難しいことはありません。


芳香浴法 いちばん手軽で失敗しにくい方法

まず一番おすすめなのが芳香浴。

これは「香りを空間に広げて楽しむ方法」です。

正直、

初心者はまずこれだけでOK

と言ってもいいくらいです。

やり方はめちゃくちゃ簡単。

・ティッシュやハンカチに精油を1〜2滴

・机の上や枕元に置く

これだけ。

「え、こんなんでええの?」

って思うかもしれませんが、十分です。

精油は揮発性が高いので、

1〜2滴でもちゃんと香ります。

アロマディフューザーやアロマポットを使う場合も、

最初は少なめが基本。

よくある失敗が

「香らへん気がするから追加」

→結果、部屋が香水売り場みたいになる。

香りは

弱いかな?くらいがちょうどいい

これ覚えといてください。


芳香浴で気をつけたいポイント

・長時間つけっぱなしにしない

・換気もたまにする

・子どもやペットがいる場合は特に注意

ペット、特に猫は精油が苦手なことが多いです。

「いい匂い=安全」ではないので、

反応をよく見てあげてください。


沐浴法 お風呂でアロマ、めっちゃ気持ちいいけど注意点あり

次はお風呂で使う方法、沐浴法です。

「アロマ風呂」

響きだけで癒されますよね。

ただし、ここは注意点多めです。

精油は水に溶けません。

そのまま湯船にポトンと入れると、

精油が肌に直接くっつくことがあります。

なので必ず

無水エタノールに混ぜてから使います。

やり方はこんな感じ。

・無水エタノール5mlくらい

・そこに精油を混ぜる

・それをお風呂に入れて、よくかき混ぜる

精油の量の目安は

・全身浴:1〜5滴

・半身浴、足浴、手浴:1〜3滴

「多いほうが効きそう」

→それ、だいたい失敗します。

もし

「ピリッとする」

「違和感ある」

と感じたら、すぐに流してください。

アロマ使い方出典


吸入法 鼻と喉に直接くるから慎重に

吸入法は、

お湯に精油を落として、湯気を吸う方法です。

鼻や喉にダイレクトに入るので、

やりすぎ注意です。

やり方は

・お湯に精油を1〜3滴

・目を閉じて、ゆっくり呼吸

ポイントは

・長時間やらない

・決して飲まない

鼻がスーッとするのはいいですが、

「刺激強いな」と思ったらすぐやめましょう。


フェイシャルスチーム 顔に使う時はさらに慎重に

フェイシャルスチームは

顔に蒸気を当てる方法です。

血行が良くなって、

肌がしっとりしやすくなります。

ただし、

顔は体の中でも特にデリケート

精油は

・合計1〜3滴まで

・目は必ず閉じる

肌が弱い人は

最初は精油なしでもOKです。


湿布法 肩こり・腰の重だるさに

湿布法は

精油を入れたお湯や水にタオルを浸して、

体に当てる方法です。

・温湿布:肩こり、腰の重だるさ

・冷湿布:急な違和感、熱感がある時

やり方は

・洗面器にお湯(または水)

・精油を1〜3滴

・タオルを浸して軽く絞る

ポイントは

精油が直接肌に触れないように折ること。

目の周り、皮膚が薄いところは避けましょう。


トリートメント法 家でやるなら濃度が命

オイルトリートメント、憧れますよね。

でもここ、

一番トラブルが起きやすいです。

精油は必ず植物オイルで希釈します。

目安は

・ボディ:1%以下

・フェイス:0.5%以下

「ちょっと多めにしよかな」

→やめときましょう。

肌が弱い人は

さらに薄めてください。

初めて使う時は

パッチテストも忘れずに。


手作りアイテム 楽しいけど欲張らない

スプレー、入浴剤、ミツロウクリーム。

手作り、楽しいです。

でも

「いろいろ入れたら効果倍増!」

ではありません。

シンプルが一番安全です。


最後にひとこと

アロマテラピーは

正しく使えば、ほんまに心強い味方です。

でも

「自然のもの=安全」

「たくさん使えば効く」

この考え方は危険です。

少なめ

ゆっくり

様子を見ながら

これが基本。

自分の体と相談しながら、

無理なく、楽しく続けてください。

今回は「お家で使うアロマの基礎と実践」をお話ししました。

次回は

・目的別おすすめ精油

・リラックス用、スッキリ用の使い分け

・季節ごとのアロマ

このあたりを、さらに噛み砕いて書いていきます。

楽しみにしていてくださいね。

柔道整復師

アロマテラピー検定1級

田丸

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